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工場塗装で寒さ対策をしよう!長野の工場におすすめの遮熱塗料を紹介

寒冷地または冬の季節の工場は、内部に寒さを感じることがあります。工場内が寒いと、従業員の健康への悪影響や作業効率の低下などが発生する可能性があるため、寒さ対策を検討している方も多いかもしれません。工場のように広さのある建物の寒さ対策にはさまざまな方法がありますが、効果的な方法のひとつに断熱塗料を使用する方法があります。

今回の記事では、工場での具体的な寒さ対策の方法と、おすすめの断熱塗料を紹介します。

 

工場内が寒くなるおもな原因

冬

 

工場や倉庫といったある程度の広さのある建物内が寒くなる場合、以下のような原因があります。

・室内の温度差

・コンクリートの床

・建物のすき間

 

工場での寒さを感じる場合、原因に応じた寒さ対策を行うことが重要です。工場で寒さを感じるおもな原因について解説します。

 

室内の温度差

空気は冷たいと下に、暖かいと上に上がる性質を持っています。工場のような大きな建物は床から天井までの高さが高く、暖かい空気が天井近くまで上がってしまい、作業をしているスペースには、冷たい空気がたまってしまいがちになります。工場では、空調をしっかり使っても暖かい空気が上にたまってしまいやすいため、寒さを感じやすいと言えるでしょう。

 

コンクリートの床

工場の床は、コンクリート製であることが多くなっています。これは重い機器を設置したり、多くの人が出入りしたりといったことに耐えるために、耐久性を高めているからです。ただし、コンクリート製は丈夫な素材であるのと同時に、熱伝導性が低い特徴があります。コンクリートの床が室内の暖かい熱を奪ってしまい、外に逃がしてしまうことで工場の作業場などが寒くなってしまうのも、原因のひとつです。

 

建物の隙間

 

工場のどこかに隙間が生じていると、室内の熱がすき間から逃げてしまい、室内が寒くなってしまいます。以下のように、工場で隙間が発生しやすい箇所はたくさんあります。

・一枚ものの屋根

・壁

・ガラス

・窓

・扉

・シャッター

・開口部

・床

 

隙間の数が多ければ多いほど外に逃げてしまう熱の量も増えてしまうため、暖房をしっかりつけていても室内はなかなか暖まらないことになります。熱が逃げやすい箇所や隙間を把握し、それぞれへ対処を行うことで、冬場の建物内を適温に保てるでしょう。

 

工場の寒さ対策におすすめの5つの方法

 

広い面積を持つ工場内を暖かく保つために、以下の5つの方法があります。

・建物の隙間をふさぐ

・空調設備の設置

・シーリングファンの設置

・断熱材を使った断熱対策

・断熱塗料

 

それぞれの方法について解説します。

 

建物のすき間をふさぐ

建物のすき間をビニールテープなどで物理的にふさぐ方法です。即効性はありますが、あくまで応急処置のため持続性はありません。とりあえず早く寒さ対策をしたいときの方法として覚えておきましょう。

 

空調設備の設置

建物内の温度を自動調整できる空調設備を設置する方法です。工場向けの業務用の空調設備を導入することで、短時間で建物内を効率よく暖められます。また、空気清浄機能や湿度調整機能が付帯されているもの多いです。

 

空調設備は毎年違うモデルが販売されており、最新のものは省エネ性が高かったり、気流や温度のムラを抑えられたりといった、高性能のものもそろっています。

 

シーリングファンの設置

 

シーリングファンとは、天井に設置するタイプのファンです。空調設備と併用することで室内の空気を循環させ、天井に暖かい空気が滞留してしまうのを防げます。室内で温度差が生じにくくなり、冬でも適温を保ちやすくなります。また、結露の防止にもおすすめです。

 

断熱材を使った断熱対策

熱伝導性の低い素材でできており、建物の断熱性を高めるために使用されるのが、断熱材です。断熱材は建物のさまざまな場所に使用できるため、工場の屋根や壁といった熱が逃げやすい箇所に補強素材として使用することで、建物の断熱性を高めてくれます。

 

断熱材には、以下のような種類があります。

・発泡プラスチック系…耐水性が高く価格が安い、熱や害虫に弱い

・繊維系(無機繊維系)…耐火性が高い、害虫がつきにくい、湿気に弱い

・天然素材系…防音性能が高い、湿気に強い、耐火性が低い、価格が高い

 

それぞれの特徴を踏まえて、施工したい箇所に応じたものを選びましょう。

 

断熱塗料

 

工場の屋根や外壁に使用している塗料に「断熱塗料」を採用する方法です。断熱塗料とは、塗膜に熱を通しにくい機能が付帯されている塗料を指します。断熱塗料で塗装した屋根や外壁は、外の空気によって熱が下がりにくくなるすぐれた断熱性能を発揮します。

 

断熱塗料にはさまざまな種類のものがあります。建物の状態や広さ、コストなどを踏まえて最適な塗料を選定してくれる塗装業者を選ぶことが重要です。

 

断熱・遮熱両方の機能を発揮するおすすめのハイブリッド塗料

 

 

断熱塗料のほか、太陽の熱を反射することで屋根や外壁の表面温度を下げ、夏の熱が室内に伝わるのを防ぐ遮熱効果を持つ遮熱塗料もあります。断熱・遮熱両方の機能を持っているハイブリッドの社断熱塗料としておすすめなのが「KIRUCO(キルコ)」です。

 

キルコには、ハチの巣状に高気密にて充填した中空ビーズ層が熱の侵入を防ぎ、高い断熱性能を発揮します。また、太陽熱90%の反射率をほこり、表面温度を50℃低減する遮熱性能を誇ります。

 

キルコは、断熱によって冬の寒さ対策、遮熱によって夏の暑さ対策の両方を実現する塗料です。冬と夏いずれも工場内の冷暖房効率を高めてくれるため、冷暖房費のコスト削減にもつながります。キルコを使用することで、室内温度を2~6℃抑制、約15~40%電気代を節減できることが実証されています。

 

冬の寒さ対策はもちろん、夏の暑さ対策も実現できるキルコは、一年を通じて快適な工場内の作業環境を維持します。

 

まとめ

 

工場で寒さを感じる原因とともに、具体的な寒さ対策の方法、おすすめの遮断熱塗料について解説しました。工場の寒さ対策はさまざまな方法がありますが、屋根や外壁のメンテナンスとともに断熱塗料を取り入れることで、冬の寒さ対策にもつながります。遮熱効果も得られるハイブリッド塗料を取り入れることで、夏の暑さ対策にもなり、冷暖房効率向上や電気代の節減も実現できるでしょう。

 

「中村塗装店」では、遮段熱塗料であるキルコを使っての屋根や外壁塗装を行っています。長野の工場で冬の寒さや夏の暑さにお悩みのさいには、ぜひお気軽にご相談ください。

 

一覧

よくある質問Q&A

工期はどのくらいかかりますか?

工事に内容によって様々ですが、一般的な塗装工事ですと2週間から3週間程になります。

現場調査から見積までどれくらいかかりますか?

建物の大きさや、お出しする資料のご要望によって若干の違いはありますが、7日から10日ほどで提出させていただいております。

安全管理の体制はどのようになっていますか?

中村coatechでは作業員名簿をはじめ、危険予知活動日報といった安全管理を目的とした書類の作成・管理を徹底しております。

自社の倉庫・工場の状態を知りたいのですが、調査のみ行っていただくことは可能でしょうか。

現場調査からお見積り提出までを無料で行っています。工場・倉庫に関する些細なお困りごとでもお気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております

自社工場の初めての塗装でわからないことが多いのですが、施工中でも営業活動は可能なのでしょうか。

詳細は各社様に対して現場調査後のお打ち合わせ時に調整させていただきますが、最大限通常業務に支障の出ないよう配慮・手配をさせていただきます。

万が一施工後に追加で気になる劣化箇所等が出た場合、どちらへお問合せすればよいでしょうか。

基本的にはすべて中村coatechにて承っております。その後、各担当者等への手配も弊社にて実施いたしますのでご安心ください。