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室外機の遮熱シートは効果がない?3つの理由と工場・倉庫の暑さを根本から解決する方法

夏になるたび、業務用エアコンの電気代は跳ね上がっていくのに、工場の暑さは変わらない——。そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

そうした状況を改善しようと、室外機に遮熱シートを設置してみたものの、期待したほどの効果が得られなかったという声もあります。

この記事では、その「効果がない」と感じる理由を、室外機への遮熱シートが効果を発揮しにくい状況を整理して解説します。また、工場・倉庫が暑くなる原因から、暑さ対策として有効な遮熱シートの施行場所についてもご紹介します。

室外機に遮熱シートを貼っても効果が出ない3つの理由

まず前提として、遮熱シートは施工方法と施工箇所が適切であれば、室外機への施工でも消費電力の削減効果が期待できます。実際に施工した事例では、施工前と比べて消費電力が平均13.7%削減されたという事例もあります。

ただし、多くの場合「効果がない」と感じてしまうのには明確な理由があります。以下の3つの状況に当てはまると、せっかく設置した遮熱シートが期待通りの効果を発揮しない場合があります。

理由① 囲い型・アルミシートは「放熱を妨げる」

まず知っておきたいのが、室外機の本来の役割です。室外機は、室内の熱を屋外に放出するための機器です。夏場、エアコンが「冷房」として機能するとき、室外機は室内の熱を外の空気に逃がすことで、室内の温度を下げています。これを「ヒートポンプ(室内の熱を外に運び出す仕組み)」といいます。

ここで重要なのは、室外機が常に熱を「外に放出し続ける」必要があるという点です。

ところが、囲い型のカバーやアルミシートで室外機を包んでしまうと、太陽の直射日光は確かに遮れる一方、室外機が放出しようとしている熱も外に逃げられなくなります。密閉された空間の中に熱がこもり、室外機の周囲温度が上昇してしまうのです。

室外機を遮熱シートで囲うことで熱がこもる様子

さらに、囲い型カバーでは「ショートサーキット」が起こりやすくなります。排気した熱がそのまま吸気口に戻ってしまう現象です。熱い空気を吸い込み、さらに熱くなった空気を吐き出し、その熱気をまた吸い込む——というループが生じ、冷房効率が大幅に低下します。体育館のような密閉空間で扇風機を回しても涼しくならないのと同じイメージです。

遮熱シートを使う場合は、放熱を妨げないよう通気性を確保することが重要です。

理由② 上部に置くだけのシートは効果が限定的

室外機の天板部分にシートを置くだけの「上部日除け型」の対策は、直射日光を室外機本体に当てないという意味では一定の効果があります。太陽光が直接当たることによる本体の温度上昇を抑えられるためです。

室外機の上部に遮熱シートを施工した様子

ただし、この方法で解決できることには限界があります。

夏場の外気温は35〜38℃に達します。上部にシートを置いても、室外機が吸い込む周囲の空気の温度は変わりません。室外機の放熱効率は吸い込む空気の温度に大きく左右されるため、外気温が高い環境では日除け効果だけでは限界があるのです。

また、個人向けの市販品として販売されている上部置き型のシートは、固定する力が弱いものもあり、風で飛ばされてしまうケースもあります。

直射日光を遮ることには一定の意味がありますが、室外機が吸い込む外気の温度が変わらない限り、効果には限りがあります。

理由③ 市販のシートではサイズが合わない

市販されている遮熱シートの多くは、家庭用エアコンの室外機(幅約80cm程度)を前提として設計されています。工場や倉庫に設置されている業務用エアコンの室外機は、幅が1〜2m以上になることも珍しくなく、家庭用の市販シートではサイズも形状も合いません。

業務用室外機のイメージ

さらに業務用の室外機は、複数の方向から吸気・排気する構造が多く採用されています。そのため、特定の一面だけを覆っても、放熱性能への影響はほとんどありません。

現時点では業務用室外機に対応した遮熱製品はほとんどなく、業務用室外機に遮熱シートを施工する場合は、各室外機のサイズや形状に合わせた都度施工が必要になります。市販の遮熱シートでは対応できない場合が多いため、専門の業者に相談する方が良いでしょう。

工場・倉庫で遮熱シートが活きる施工箇所

そもそも遮熱シートは、輻射熱を反射することで熱の侵入を抑える素材です。輻射熱が建物内に侵入しやすい箇所に施工するほど、その効果は大きくなります。

輻射熱が屋根を熱することで建物内が熱くなる仕組み

工場や倉庫の夏場の暑さの主な原因は、屋根・天井からの熱侵入です。特に鉄板やスレートを使った屋根は、夏の直射日光を受けると表面温度が60〜80℃に達することがあります。この高温化した屋根から放出される「輻射熱(電磁波による熱移動)」が室内に流れ込み続けるため、いくら冷房を強めても効率的に冷えないという現象が起こります。

室外機の周囲温度をわずかに下げるよりも、熱の根本的な侵入経路である屋根・天井を対策すると、より高い暑さ対策の効果が期待できます。

屋根・天井に遮熱シートを施工する

屋根・天井からの熱侵入を防ぐには、遮熱シートを屋根・天井に施工することが効果的です。

中村コーテックが取り扱っている、遮熱シート「サーモバリア」は、アルミ純度99%の素材を使用した遮熱シートで、輻射熱を97%カットする性能を持ちます。工場・倉庫の室内から天井に貼る施工だけでなく、屋根の上に遮熱シートを貼る施工も可能なため、工場の稼働を止めずに施工をすることも可能です。

遮熱シートを屋根に施工する様子

遮熱シート「サーモバリア」で輻射熱を97%カットする仕組み

サーモバリアがなぜ効果を発揮するのか、そのメカニズムをご説明します。

夏の日差しが直接肌に当たると熱く感じるように、太陽の熱は空気を介さず電磁波として直接物体に伝わります。これが輻射熱です。屋根が日光を受けて高温になると、その熱が輻射熱として天井を通じて室内に侵入してきます。

この輻射熱に対して効果的なのが、アルミ素材を使った遮熱シートです。アルミは輻射熱を反射する性質が非常に高いため、輻射熱の侵入を防ぐことができます。サーモバリアはアルミ純度99%と高い反射性能が特徴で、輻射熱を97%反射します。

サーモバリアが輻射熱を97%反射する図解

電気代削減効果の比較(室外機への施工と屋根への施工)

遮熱シートの施工箇所によって、消費電力・電気代への効果には大きな差があります。

室外機への施工は、室外機周辺の温度環境に局所的に働きかけるものです。室外機に「サーモバリア」を施工したところ、施工前後で平均13.7%の消費電力削減が確認された事例もありました。

室外機に遮熱シート「サーモバリア」を施工した事例

一方、屋根全体への遮熱施工は建物全体への熱侵入量を根本から減らすため、空調負荷そのものを引き下げることができます。エアコンが「冷やさなければならない量」が減るため、同じ設定温度でも消費電力が少なくて済む場合が多いです。「サーモバリア」を施工した折半屋根と、施工していない折半屋根を同条件で比較する実証実験では、約30%消費電力が削減されました。

※具体的な削減効果は、建物の規模・使用状況・現在の断熱状態によって異なります。

まとめ

室外機への遮熱シートは、適切に施工すれば一定の効果が期待できます。しかし、放熱を妨げないような工夫や室外機のサイズに合った適切な施工が必要です。また、遮熱シートが得意とする輻射熱をカットする性質を活かし、工場・倉庫の主な熱の侵入経路である屋根・天井への施工もおすすめです。

中村コーテックでは、遮熱シート「サーモバリア」を取り扱っています。サーモバリアの効果を体感いただける無料デモ体験も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

サーモバリアの【無料デモ体験】はこちらからお問い合わせください。

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よくある質問Q&A

工期はどのくらいかかりますか?

工事に内容によって様々ですが、一般的な塗装工事ですと2週間から3週間程になります。

現場調査から見積までどれくらいかかりますか?

建物の大きさや、お出しする資料のご要望によって若干の違いはありますが、7日から10日ほどで提出させていただいております。

安全管理の体制はどのようになっていますか?

中村coatechでは作業員名簿をはじめ、危険予知活動日報といった安全管理を目的とした書類の作成・管理を徹底しております。

自社の倉庫・工場の状態を知りたいのですが、調査のみ行っていただくことは可能でしょうか。

現場調査からお見積り提出までを無料で行っています。工場・倉庫に関する些細なお困りごとでもお気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております

自社工場の初めての塗装でわからないことが多いのですが、施工中でも営業活動は可能なのでしょうか。

詳細は各社様に対して現場調査後のお打ち合わせ時に調整させていただきますが、最大限通常業務に支障の出ないよう配慮・手配をさせていただきます。

万が一施工後に追加で気になる劣化箇所等が出た場合、どちらへお問合せすればよいでしょうか。

基本的にはすべて中村coatechにて承っております。その後、各担当者等への手配も弊社にて実施いたしますのでご安心ください。