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失敗しない外壁塗装は「保証」が重要!確認ポイントや諏訪市のおすすめの外壁塗装業者を解説
外壁塗装を依頼するとき、「保証が付いているかどうか」で塗装業者を選ぶ人も多いかもしれません。保証が付帯していれば、外壁塗装の施工後の塗装剥がれなど万が一のトラブルが発生しても安心です。けれども、保証の内容や対象、期間は業者によって異なります、場合によってはトラブルが発生してしまっても、補修などの必要な保証が受けられないかもしれません。今回の記事では、外壁塗装を依頼するときに確認したい、保証の種類や確認ポイントについて解説します。諏訪市で外壁塗装を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の保証の種類
外壁塗装の保証はおもに以下のものがあります。
・自社保証
・外部団体または組合の保証
・塗料メーカーの保証
保証の種類によって補償内容が異なるため、まずは保証の種類を確認しましょう。
自社保証
自社保証とは、外壁塗装を依頼する業者が設定した独自の保証です。おもに塗装工事が原因でトラブルが発生した場合を保証する「工事保証」に該当します。当然ですが、依頼する業者によって保証の内容や保証期間は異なります。自社保証が付帯している場合、依頼前に以下の内容をチェックしておくと安心です。
・保証の対象範囲(外壁部分、屋根部分、木部、鉄部など)
・保証の対象となる状態(塗膜剥がれ、膨れ、変色など)
・保証期間
なお、外壁を依頼した業者が倒産した場合は基本的に保証が受けられません。
外部団体または組合の保証
外壁塗装業者が加盟しているリフォーム団体や組合の保証制度を利用することがあります。自社保証と異なり、外壁塗装業者が倒産してしまった場合でも保証が受けられるのがメリットです。こちらの保証も塗装工事に瑕疵があった場合の保証となっています。
代表的な団体や組合の保証制度には、以下のものがあります。
団体・組合 | 保証制度 | 特徴 | 保証期間 |
建築産業専門団体連合会(建専連) | 長期性能保証制度 | 国土交通省管轄の連合会で保険料が安い
業者のミスが原因で施工後に問題が発生した場合、補修等で発生した費用の補償する |
施工から10年間 |
日本塗装工業会(日塗装) | ペインテナンス | 全区に的な塗装工事業者団体
品質保証書に記載の保証が受けられる |
最長5年 |
全国マスチック事業協同組合連合会 | 長期性能保証書 | マスチックを含め組合員が施工する仕上げ工事全体に適用
JIS規格(日本工業標準調査会の規格)などの条件を満たした塗料で保証期間剥がれなしを保証 |
施工主と外壁塗装業者の間で決定 |
都道府県の工業協同組合 | 組合により異なる | 組合により異なる | 組合により異なる |
依頼する外壁塗装業者が加入している団体や組合によって保証内容や期間が異なるため、こちらも自社保証と同じく保証書や契約書の内容を確認しておきましょう。
塗料メーカー保証
一部の塗料メーカーでは、使用した製品(塗料)に瑕疵があった場合の保証を付帯しています。塗料メーカーの保証は外壁塗装の施工に対してではなく、塗料が原因の場合の「製品保証」です。なお保証の対象となる対応地域や条件が限定されている場合があるため、確認しておきましょう。
外壁塗装の保証で失敗しないためのポイント
保証が付いていると安心して外壁塗装を依頼したものの、トラブルが発生しても補償が受けられなかったという失敗をしてしまうことがあります。外壁塗装で必要な保障をしっかり受けられるように、確認しておきたいポイントを紹介します。
保証書は受け取ること
外壁塗装業者から「保証は付けている」と説明があっても、必ず保証の対象や期間といった内容などがまとめられた保証書を受け取っておきましょう。保証書は保証が付帯していることを証明する重要な書類です。口約束の場合、万が一トラブルが発生しても「保証は付けていない」と言われてしまうことがあります。口約束だけにせず、必ず保証書を受け取るようにしましょう。
保証書をこちらから要求しても出し渋る外壁業者の場合、契約は見送った方が賢明です。
保証内容を確認する
保証書を受け取ったら、必ず内容を確認しておきましょう。保証期間内に外壁のトラブルが発生し、修繕を依頼したところ「保証対象外」と言われてしまうことがあります。保証内容をしっかり理解しておくことが重要です。保証内容で不明なところがあれば、外壁業者に説明を求めましょう。
免責事項を理解しておく
以下の事象が原因で外壁や屋根の塗装に不具合が起きても、「免責事項」として保証が受けられない場合が多いです。
免責事項となる原因 | 具体的な事象 |
自然現象 | 地震、噴火、洪水、津波、台風、暴風、竜巻、豪雨、地盤沈下、落雷など |
外部要因 | 火災、爆発、戦争、内乱、労働争議、暴動、騒擾など |
保証対象部位以外の損傷 | 経年劣化によるチョーキングや色落ちなど |
工事請負業者以外の作業が原因 | 以前塗装した業者の使用した塗装が原因での塗装剥がれなど |
家の所有者の不適切な使用方法が原因 | 塗装済みの外壁に空けた穴が原因で発生した塗料のひび割れや剥がれなど |
施主の指示が原因 | 契約した塗料ではなくグレードの低い塗料を指定して施工し、発生した剥がれなど |
施主が使用を依頼した資材が原因 | 施主が指定した塗料や材料を使用して発生した剥がれなど |
建物の構造上の欠陥が原因 | 外壁に付いていた傷が原因での塗装剥がれなど |
塗装業者以外が原因 | 虫・ネズミなどの動物など |
塗装業者や保証の種類によって免責事項は異なります。実際に免責事項となる要因についても確認しておきましょう。
塗料によって保証年数が異なる
塗料にはさまざまなグレードがあり、グレードによって耐用年数が異なります。塗料の耐用年数に応じて保証年数が定められていることを覚えておきましょう。
塗料別の保証年数の目安を以下の一覧にまとめました。
塗料の種類 | 保証年数 |
ウレタン樹脂塗料 | 5~6年 |
シリコン樹脂塗料 | 7~8年 |
フッ素塗料 | 7~8年 |
断熱塗料 | 7~8年 |
光触媒塗料 | 7~10年 |
保証対象によって保証期間が異なる
外壁塗装は経年によって劣化していきます。保証の対象内容も、耐用年数に応じて保証期間が設定されています。
保証対象別の保証期間目安を以下にまとめました。
保証対象 | 保証年数 |
タイルの補修 | 3~5年 |
シーリング保証 | 1~5年 |
防水工事 | 10年 |
木部、鉄部 | 1~5年 |
有料となる場合がある
外壁塗装の内容や範囲によっては、有料となることがあります。保証によって施主主側が無料となった場合でも、塗装業者には塗料、足場代、人件費といったさまざまな費用が発生しているためです。「ここまでは無料でここからは有料」といった、保証の対象となる明確な範囲を確認しておくと安心です。
自社保証以外の保証があるかを確認しておく
自社保証以外の保証が付いているかを確認しておきましょう。外壁塗装業者が倒産してしまうと、保証が受けられなくなる恐れがあるためです。たとえば10年保証や保証の適用範囲が広いなど、魅力的な保証の内容であっても、業者自身が倒産してしまっては必要な保証が受けられません。外部の組合や団体の保証も付帯しているかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装の保証の種類や確認ポイントを解説しました。付帯している保証の種類や内容をしっかり確認しておくことで外壁塗装の施工後も安心です。自社保証だけでなく、ほかの保証の有無も確認して依頼する業者を選びましょう。
諏訪市や岡谷市で外壁塗装をご検討なら「中村塗装店」にお任せください。当店は自社保証に加えて、アステックペイントの製品保証をお付けしている「W工事保証」制度を採用しています。万が一の施工後のトラブルにもしっかりと対応いたしますので、ぜひご相談ください。
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